ご当地検定

先日の日曜日は江戸検定だった。
母が一級を受けてきたが、かなり難しかったらしい。
誰が火をつけたのかご当地検定がブームで、全国にさまざまなものがある。
受験者層は我が社のお客様でもある、いわゆるシニア層が多い。
若者のように、申し込みはしたがろくに勉強もせずに受験、あるいは棄権ということが少ない。
問題集を買うのはもちろん、セミナーにも参加する。
資格ビジネスは昔からあるので何も新しいビジネススタイルでも何でもないのだが。
何となく仕事に役立ちますよ、というにおいがしないのがご当地検定の特徴だ。
誇りのようなものだろうか。
おもしろそうなものを探してみた。
ナマハゲ伝導士認定試験…まあありそうな感じ。秋田新幹線の命名候補にあったらしい。実現したかったな。なまはげ3号秋田行き。
明石・タコ検定…これもいかにもという感じ。明石には日本の時間を決めてる天文台があったな。
唐津・呼子イカ検定…下関にふぐ検定いや、ふく検定も作りそうだ。
境港妖怪検定…水木しげる検定じゃないのか?合格者は妖怪の世界にご招待(これはウソ)
伊勢市・福餅検定…受験票の受験日が次の日に刻印してある。あまった問題用紙と解答用紙は別々にはがされ、別な試験で再利用される。(妄想)
ご当地神奈川にも、かながわ検定かながわライセンス、横浜ライセンス、それとは別の鎌倉検定がある。
かながわライセンスをやってみたら、3級で44点しか取れなかった。神奈川初心者だからな。
政治・経済・交通などが15点中5点しか取れていない。
政治・経済といっても、みかんの花をシンボルにしている自治体はどことか、人口が一番少ない市はどこだとか四択であるが知らないと当然できない。日本史をまったく勉強していないので、歴史もよくわからないし。
なかには、サザンオールスターズで有名な烏帽子岩はどこにあるとか、県立橋本高校の教諭だった俵万智が「カンチューハイ二本」の語句を織り込んだ和歌はどのような情景を詠ったものかなどもある。歌を知らないとわからない。
「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
答えは、2の恋人のプロポーズ。ちなみに4はひとりでやる晩酌。
そのときのカンチューハイは氷結で、ふたりの関係も氷結。
おあとがよろしいようで。

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