長い家路

有楽町から東京駅まで歩き、東海道線に乗った。
大井町〜大森間で人身事故が発生した。
駅ではなく、駅間ということは京浜東北線だけでなく東海道線も必ず運転抑止になる。
横浜に着いたのが2時間後。さらに京浜東北線はダイヤ乱れで、磯子に着いたのは東京駅から2時間半経過していた。
伊東まで行かれる。伊東にゆくなら…電話は…
この人身事故でひとりの人の一生が終わったことは哀しい。つらい事情があったのだろう。
4万6000人に迷惑をかけた。帰りが遅くなったくらいだから乗客はいいだろう。
でも、昨日の飛び降りで巻き添えで重体だった会社員はどうなったんだろう、経過がどこにも出ていない。
38歳なら家族もいるだろうに。いるのなら奥さんや子どもがかわいそうすぎる。
25歳の女は統合失調症だったらしく、さぞ苦しんでいたのだろう。
でも彼女は一生の最後に、一生をかけてもつぐなえない人を傷つけることをしてしまった。
毎日自らの命を絶つ人がいる。
救うことはできないのだろうか。人間は野生動物に比べて、医学などに守られている。
本来死んでしまう人も生きている気がする。
暴論かもしれないが、動物で弱肉強食の弱は死を意味しているが人間では必ずしも死ではない。
いじめられたり、いわゆる負け組になってしまうことを意味する。
だからといって、人間なのだから皆しあわせになる権利を持っている。
どうしたらみんなが幸せになれるのだろう。

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