JR埼京線の線路に誰かがパラボラアンテナを投げ込んだ。
おそらく電車を狙って落としたので、電車の全面部も破損した。
その後、4700人が車内に2時間半も閉じ込められた。
湘南新宿ラインはトイレがあるとしても、トイレに行かれるほどすいてはいない。
埼京線はトイレもなく、立っている状態で2時間半の対応はどう考えてもおかしい。
現場の状況を乗務員が輸送指令に無線で報告する。
指令は何をどうするか判断して乗務員に通告を行う。
2時間半も閉じ込めるのはどう考えてもおかしい。
4700人もの乗客を線路におろして誘導するには何人駅員が必要か。
かなり困難だろうが、復旧よりも閉じ込めた乗客を降ろすのが先ではなかったのか。
陸の孤島ではあるまいし、復旧よりも閉じ込められている乗客の救済が先だろうが。
JRの対応は明らかに間違っている。
4700人の閉じ込められた乗客と、数十万の影響を受ける乗客をてんびんにかけてどうする。
目白のあたりのJRが止まったって、帰れない人などまったくいない。
無線を聴いていると、線路に置き石をするやつは毎日いる。
新幹線のように踏切もない、線路にも入れないようにしなければ避けるのは不可能だろう。
支障が架線であるので、復旧は急げないが、閉じ込めだけはなんとかしないといけない。
本当はやってはいけないことだが、ドアコックを操作して線路上に降りたやつが勝ちなのだ。
どうしてもトイレに行きたい人だって何十人もいるはず。
申し出るとその人たちは乗務員室経由で線路に降りられるのだ。
復旧を優先して、閉じ込められた乗客を2時間半も放置するJRは何も文句は言えない。
過去には、京浜東北線で4時間閉じ込めた経緯がある。