市販のルーはラードなどで練り上げてあって、胃にもたれるカレーになってしまう。
ルーを使わないカレーが食べたいと思っていたところ、手羽先と手羽元が半額になっていたので購入。
これらでベースのスープをつくり、カレーを作る。
いつものようにスパイスを調合してつくっても、いまいちおいしくない。
カレー粉について調べてみると、カレー粉の構成要素として、香り、色、辛さに分けられることがわかった。
原則的には、コリアンダー(香菜のタネ)、クミンが香り、ターメリック(ウコン)が色、チリペッパーが辛さ。
この他に、シナモン、ナツメグ、カルダモン、キャラウェイシード、ブラックペッパー、パプリカ、フェンネルなど。
問題は原則のスパイスのバランスで、バランスが崩れると、なにやら薬臭いようなカレーになってしまう。
チリペッパーは唐辛子なので、一味でも良いし、たまたまあった韓国の粉唐辛子で代用した。いつもはみじん切りのタマネギをすり下ろし、きつね色になるまで炒めたら、ニンニク、ショウガ、にんじんのすり下ろしも時間差投入。
バターも良いのだろうが、よりヘルシーにオリーブオイルのみ。
液状なので簡単には焦げないので、他のことをしながらでも大丈夫。
20分近く炒めて、やっと理想の状態。
にんじんは手でおろすのは大変なので、文明の利器を利用。
調合したカレー粉を炒める。本当は炒めてから数日おいた方がいいらしい。
コリアンダー、クミン、ターメリック、あと何だったか。総量50グラム。
手羽元と手羽先で取ったベースだが、思ったより白くならなかった。
野菜ペーストとホールトマト半缶を入れて圧力をかける。
冷めたらカレー粉を投入。どうみてもスープカレー。
煮詰めても簡単には煮詰まらず。
塩と唐辛子粉を加えて、味を決めるも、どうもおいしくない。
鶏肉は手羽元の太い骨以外は食べられるくらい柔らかくなり、肉はバラバラ。
ヘルシーに作ったのと、鶏肉の量に対して水が多かったのかもしれない。
いくら食べてももたれないカレーができた。
次回は総量を抑えて、豚肉で作ってみよう。
※手間の割に大しておいしくなく、完成品の写真なし。