北陸ドリーム号は富山駅前、富山大学前に停車して、高山駅前に定刻603より少し早い553頃到着。
徒歩3分くらいのところに高岡駅があり、万葉線のりばに待合室がある。
高岡駅前から六度寺までが軌道法(路面電車)高岡軌道線、六渡寺から越ノ潟までは鉄道事業法に基づく新湊港線で直通運転されている。運転士は甲種と乙種の両方持っているのだろう。
615発の始発電車でイオンの最寄り駅江尻まで
車内で一日乗車券を購入
イオン高岡店は食料品売り場が24時間営業なので行ってみたが、公共スペースがほぼ解放されていないのですぐに高岡駅前に戻り、しばらく待合室で暖を取る。
ラッシュの時間帯になったが、ラッシュとはいえないくらい大したことがない。
前と後ろの二つ扉なので、長いロングシート。
渡船は無料なのがあとでわかる
橋が出来て不要と思われた渡船だが、利便性を考えて残されている。深夜便はタクシーで代行輸送されている。
2012年開通の新湊大橋
公式フルマラソンのコースにもなったことがあるらしい。
海王丸を望む
海王丸パークとして整備されているが、季節柄とくに何もないので電車に戻ることにする。越ノ潟の一つ手前の海王丸駅。一日乗車券なので、一駅乗って戻る。
折り返しで誰もいないので、撮影タイム。
車両は新潟鐵工所製だが、ドイツの車両メーカーと提携して製造されているのでヨーロッパ風のつくりで運転台なども大きく異なる。
高岡といえば大仏様、最寄りの電停坂下町
徒歩5分かからないくらい。見えてきた!
高岡からもう一つの目的地富山へ
高岡(1224)→富山(1242)あいの風とやま鉄道 521M泊行き
JR西日本521系と同じ形式。
車内は関西でおなじみの転換クロスシート。28分360円。
富山ライトレールPORTRAM
富山駅北口近くに乗り場ある。
均一運賃制で200円、一日所車券は地鉄の市内電車やバスも乗れて820円なので購入するのをやめる。富山地方鉄道の路面電車は既に全線乗ったことがある。
終点の岩瀬浜にフィーダーバスという連絡バスに接続している。フィーダーとは鉄道を本線として支線の役割をするもの。
岩瀬浜駅から街歩きができるような街並みがある
暇そうに従業員同士でおしゃべりをする暇があったら、観光地図に休止中とでも書いたらいいじゃないか。これまたやる気のない対応。自治体に意見しようと思ったが、自治体のためになるのも腹立たしいので黙っておいた。
店舗に入っても歓迎されるわけもなく、地元民同士が話をしているだけ。
魅力的な店もないので素通りして終わった。
JRの駅舎が残されている
富山ライトレールは第三セクターで、元々は国鉄、JR西日本富山港線。貨物主体で一日数往復の超閑散路線で、全国有数の赤字路線だった。
室内は地元の集会所のように使われていて、どのようにこうなったかだけ展示物があって、JRや国鉄時代の展示は一切ないのがこれまた観光のやる気のなさを感じる。
それなりのお金を遣って改築して保存しているのに、往年の姿が想像できないのが非常に残念。
富山空港へ羽田京急きっぷというお得なきっぷがある
全国のいくつかの空港向けに発売されている。
発行地→空港、羽田空港→品川または横浜が2枚セットになっている。
ひとりで往復、または二人で片道で利用できる。
京急線内では京急で発売されている。
羽田京急きっぷ
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_hane_kei/
富山駅から富山空港はリムジンバスと、航空便の接続がない時間は一般バスが運転されている。一般バスは総合運動公園行きに乗車すると20分くらいで富山空港に到着する。
車番やナンバーから調べてみると、この車両は元神奈川中央交通らしい。
神奈中でも町田営業所所属だったので、東京バス協会。
空港でしばらく時間があるのでラウンジで過ごす。
いよいよこの旅の最後の飛行機
富山(1940)→羽田(2045)NH322 B737-800
飛行機は小さいものの、やはりそれなりの混雑率。北陸新幹線が開業してもそれなりの需要はありそう。
定刻で羽田に到着。ラウンジは終了しているのでおとなしく京急で帰ることにする。
宮古島と釜山の気温差が約30℃というのは服装や体調に心配があった。暖かいところか寒いところか、横浜と気温を合わせた方がいいと実感。次の旅行は参考にしよう。
でもまた、稚内と沖縄なんて組んでしまうのだろうな。