昨年の7月から今年3月末まで発売されていたフリーパス。
通年販売の、みなとぶらりチケットにシーバス乗り放題が追加されたもの。利用期限が4月30日まで。
価格は1300円で、シーバス乗り放題のパスが発売されていたときは1000円、赤レンガ倉庫まで800円なのですぐに元は取れそう。
その名のとおり、主要観光地の市営バス、市営地下鉄、シーバスに乗ることができる。
何年に一度しか乗らない市営地下鉄。我が家から最寄り駅が遠いこと、運賃が高いこと、目的地は他の鉄道で行かれることが主な理由。特にいいことも見つからない。
少しだけ乗ってみるが、どこかの地方に来ているかの気分。駅名は慣れたものなのでますます不思議な気分。
今回の目的のひとつ、ベイサイドブルーに乗車。
国産初の連接バス。日野自動車がいすゞと共同開発で制作され8800ccのエンジンを搭載。
運賃は一般の市営バスと同じ220円。
前から乗って、後ろから乗るのも同じ。
いちばん後ろに座る。大さん橋入口まで乗っていたおばさんたちがうるさい。しゃべりっぱなし。
全長18メートルなので、JRの車両より2メートル短いが、京急や東京メトロ日比谷線と同じ長さ。
Uターンできるようになっているところなど、見どころはあるがスピードが遅く、ダイヤに余裕を持たせてあって各停留所でしばらく止まることもあり、のろい。
外は見えることは見えるがない方がいい。
山下公園の次のバス停、山下ふ頭だが山下公園に通じる通路が開いているので、徒歩すぐで山下公園。
山下公園から赤いくつ(観光周遊バス)で赤レンガ倉庫へ。
赤レンガ倉庫からシーバス(SEA BASS)に乗船。
BUSではなくスズキのシーバスだからSEABASSらしい。
4月22日(乗船当日)までは赤レンガ倉庫~横浜駅直行便のみ。4月23日からは途中のハンマーヘッドに寄港する便も再開。山下公園乗り場は改修のためしばらく中止。
中央卸売市場に残る岸壁
終点は横浜ベイクォーター
同じ船に乗るのもつまらないので、20分待合室で過ごす。
今度のSEABASS ZEROの方が新しく快適。
ただ、また太ったおばさんがはしゃいでうるさい。ピースして自撮り棒でみんなで撮影している。推定年齢60歳以上。
赤レンガ倉庫に到着後、もう一度引き返すことにした。
今度は客室に入る。冷房が効いて快適。外のデッキの方が人気があり、外国人が騒いでいる。
全面に案内が流れているディスプレイと、現在位置を知らせるディスプレイ。
左右のレバーでエンジンの出力を調節。左前進、右後進でくるっと回れる。
時々ハンドル操作をするくらいで、特に大きな動きはない。運河に入ると狭いのと着岸は慎重。
行き慣れた場所なので新たな発見はないが、まだ17時前なのでもう少し乗ってみよう。
再び横浜そごうの地下のバスターミナルに行き、8系統本牧車庫行に乗車。中華街入口まで行くが、混雑と空調をつけないせいでうんざり。
中華街を一周して、帰ることにするがバスが遅れてやってこない。やっと来た8系統は本牧方面のバスが頼りの地域から来るので混雑している。
桜木町駅で少し混雑が緩和されて横浜駅改札口停留場で終了。
再び自宅まで歩いて帰る。
18000歩ほど歩いていたが、そのうち10000歩以上が横浜駅往復。
連接バスである横浜ベイサイドブルーは面白いが、もう乗らなそうだし、シーバスも十分満喫した。