鳥羽から離島へ渡る

鳥羽へはJRまたは近鉄で行かれるが、時間が合った近鉄で出発。近鉄はICカードが利用できる。

最終日に乗る名松線
1259系
22000系ACE
5200系

反対側の電車に気を取られ、シャッターチャンスが遅れて頭が切れる。

近鉄発の3ドア転換クロスシート車で、全国でもはじめての3ドアクロスシート車。昭和63年製なのでずいぶん経つ。
名古屋から来た車両で、団体用にも開発された経緯から、トイレが4両編成中2箇所もある。

終点の五十鈴川で普通列車に乗り換える。
ポケモンのキャラクターの電車。

方向幕回転中

ここではあり得ない行き先が出ている。

鳥羽からの特急は、名古屋、大阪、京都に向かう。

駅直結の鳥羽一番街

真珠店、土産物店がある

ゲームコーナーにはかなり懐かしいゲーム機が並ぶが、故障中が3割くらい占める。

ワニワニパニックは知ってるが、カニカニパニックは初めて見る。どうしてカニを叩くのだろう。

153系、167系あたりの感じだがカラーリングが東南アジアっぽい。東京と大阪を結ぶ急行電車は新幹線開業後にはなくなっているので、60年くらい前のイメージ。

飲食店フロア

ロースカツセット1000円、ミートパスタ682円とお安め。2007年に登場した鳥羽のご当地グルメ、とばーがーもある。鳥羽の地産地消ならなんでもいい感じで、この店はタコのからあげとナッツがはさまっている。

鳥羽一番街より

「とばーがー」は鳥羽が誇る豊富な食材をより多くの方に手軽に味わってもらいたい、テイクアウトしてよりたくさんの方々に鳥羽のまち歩きを楽しんでもらいたいという思いからできたバーガーで、鳥羽市が認定しています。

とばーがーの定義
1.パテ(具材)部分に地元食材を1品以上使用していること
2.注文を受けてから作ること
3.鳥羽市内で販売されていること

もっと詳しく知りたい方はこちら
https://www.iseshima-kanko.jp/downloads/media/4523

新型コロナの影響で最近閉店したのだろうか…

貝焼きメニューにありがちな、ホタテ貝。昭和46年頃に養殖を試みたが、海水温が高く失敗に終わっている。
好きな人も多く、頼む人も多いのだろう。鳥羽で食べなくてもいいのに。
江ノ島ので店で800円で焼いているのを見たことがある。

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JRは国鉄線、シールが貼ってあるのはパールビル名店街。

1970年開店、2008年閉店。区分所有で地権者が多く連絡がとれないこともあって放置状態。

鳥羽駅からすぐのところに定期船乗り場があるが、次の坂手島行きは少し離れた中之郷から出港する。

一駅歩くが距離は短い。

入場料1650円

伊良湖岬への伊勢湾フェリーが見える
入館料2800円
ゴロンとできる
2009年3月進水

こちらは時刻表の高速艇タイプで運航というもので、ほとんどはこちらのタイプの船。

バスのような方向幕

佐田浜は鳥羽港で和具、答志は答志島。

宿には専用の船で行っていた、ホテルニュー美しま。2010年頃閉業。
なぜかビッグローブのホテルのWebサイトは存在。

404 Not Found

双胴船で揺れることもなくおよそ8分で到着。

乗客は10名くらい

すぐ対岸が鳥羽で、夜景がきれいらしい。

ここにしかトイレがなさそう

坂手島は、鳥羽港の東約0.6キロメートルに位置し、東西約2キロメートル、南北約1キロメートルで総面積0.51平方メートル、周囲3.8キロメートルで、4有人離島のうち一番小さく、本土に一番近い島です。産業面では産業面では、坂手島を他の3島と比べると第3次と第2次産業の比率が高く、本土とのアクセスが容易であることから、島外への通勤者の割合が多くなっていることに起因している。

交通体系については、市営定期船で鳥羽マリンターミナルと中之郷港をあわせて1日12便運航しており、4島の中ではもっとも利便性の高い島となっています。
(鳥羽市Webサイトより)人口は300人弱。飲食店も食料品店もなく、どうやって生活しているのだろうという感じ。対岸まで5分であるものの、スーパーがあるような感じでもなく。

ウォーキングマップを見る

島の下半分に集中しているので、短時間で巡れそう。

島のメインストリートは狭い

若宮神社

咲いてはいないだろうが、アヤメ池に行ってみよう。地図の道が分かりづらく、少し迷う。

坂道を10分くらいのぼると小さな池があった。

アヤメがきれいだからと、株を分けて持ち帰っても同じ色にならないそうだ。

2012年に廃校になった鳥羽市立坂手小学校。江戸川乱歩の奥さんとなる人が教員として働いていた。江戸川乱歩は鳥羽の造船所に勤めていて、このときに奥さんと知り合う。

結構な急坂の上にある。登校は大変だっただろう。

林昌寺には漁師が海から拾ってきて仏像が安置されているが、見られない。

乱歩の妻、お隆さんの生家である村万商店は2008年頃閉店。

トイレがないので船着き場に戻る。15時の船まで時間を潰そうと思ったが、ちょうど13時の船が来るので乗ることにした。あと2時間は潰せそうにもない。

美しまの文字が見える

ターミナルビルに展示してある巡視艇

操舵室もかなり精巧にできている

アオサギ(たぶん)が魚をねらっていた。養魚場などで全国的に被害が出ているが、非狩猟鳥獣なので勝手に駆除することができない。

ターミナルをあとにする。
鳥羽マルシェという地場産品を売っているお店へ。
魚がかなり充実。

ホウボウは1000円近いが、タカノハダイは150円くらいだった。

グレ(メジナ)が小さめだが2尾で580円さらに半額。

鳥羽駅に戻る。
JRで帰ろうとJRの鳥羽駅へ。
この比較でどちらか優位かよくわかる。

近鉄鳥羽駅

鳥居には金刀比羅神社とある。さざえストリートはなにかと見に行ったら、飲食店が連なっていた。名前のとおり、ほとんどが貝焼きのお店。もともと屋台だったのをまとめて店舗にしたのではと勝手に想像。

わざわざ持参したオレンジカードは使えず。首都圏のほとんどの駅では使えるのに。さすがJR東海。

JRの駅に直結した駅ビル風は閑散としていた。

人のブログを見ると、真珠店(ここに限らず)で真珠を買ったという人がいた。お安いのだろうか。

キハ75系

1993年から製造されていて、こちらも311系という電車がベースになっている。

311系Wikipediaより

車内はオール転換クロスシート。

2両編成のときは1号車の半室、4両編成のときは1号車が指定席になる。この列車は伊勢市駅で前に2両連結するので、いちばん後ろはすべて指定席になってしまう。すいているのでいいが、混雑時は困ったもの。

参宮線終点

となりには近鉄特急が停車中。

二階建てがあるのでビスタカーだ。Vと書いてある。いつからかカラーリングが変更されたが、台湾の鉄道に似ている。

いちばん多いであろう名古屋までをJRと近鉄で比較してみよう。

JR快速みえ
鳥羽1646→名古屋1846(2時間)
料金2500円指定席なら+520円

近鉄特急
鳥羽1640→近鉄名古屋1820(1時間40分)
料金2070円+特急料金(指定席のみ)1340円
合計3410円

20分程度近鉄特急のほうが早い。近鉄特急は8両編成、快速みえは増結しても4両編成。名古屋からそれなりに混雑していたイメージだが、東海道新幹線からの乗り換え客がメインなのかもしれない。
伊勢市で増結するのに12分もかかっていた。線形の問題もあるのだろうが、本線がホームに停車してから側線の列車が前に回って連結するのはどうにかならないのだろうか。増結する列車はさらに時間がかかるので、近鉄特急との差は40分近くなってしまう。

松阪に着くまでにはそれなりに座席も埋まり、これからさらに混雑して名古屋に到着するのだろう。

いかにも昭和の松阪駅に戻り、一旦ホテルに帰る。

全国旅行支援のクーポンが利用できる店をあらかじめ調べてあるので念のために予約。
ホテルから歩いて10分弱。

松阪牛は、ぎゅうかうしか。三重県や協会の公式見解を見ると、まつさかぎゅう、まつさかうし、どちらも登録商標なのでどちらでもいい。
ただし、まつざかはだめだった。論点はそこだった。松坂もだめ。

松阪牛は一般的にはすき焼きで食べるもので、焼肉はあるもののそれほど多くない。

ほぼ全席座敷席で、足が入らないのでつらい。

お安いお店でもさすが松阪牛、けっこうなお値段。

定食をのぞいて、ひとり5000円では食べられないってこと。
もともとホルモンが好きなので、食べたかったのは松阪牛のホルモン。ホルモンは関東ではなかなか食べられない。

地元でも数軒だとさ

あまり値引きされていないのは、けっこう原価が高いのだろう。

松阪牛センマイ(湯引き)

甘くない酢味噌が美味しい

松阪牛ホルモン込(込とは盛り合わせのことだろう)

ちまちま丁寧に焼く

センマイは新鮮でさっぱりした味わい。
ホルモンはさすが濃厚。ただ、松阪牛という実感はない。国産牛くらいでも同じような味かも。

ホルモンだけというのもなんなので、ここは自分で焼くのではなく焼いてくれたやつを注文。

松阪牛レアステーキ

こちらのタレも甘すぎすおいしい。それでも濃厚なタレなので塩で食べてみたりもした。
概ね満足したのでビールとこれだけで終了。

鳥羽、楽しかった、松阪牛おいしかった。

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