トラックの運ちゃんがテレビ、バイブルですと言っていたし、その筋の人たちのバイブルといわれている矢沢永吉著成りあがり。昭和53年に発行された本で、彼が29歳の時だからかなり古い。
広島出身というのは知っていたが、広島市南区仁保出身であることを最近知った。広島で始めて一人暮らしした町が、広島市南区の楠那町という狭い町なのだけれど、最寄りのバス停は楠那町もあったけれど、すぐとなりが仁保車庫。仁保沖町もすぐのところだった。つまり、ごく近所だったのだ。彼と話せる機会はないけれど、共通の話題があった。もっとも、おばあちゃんに育ててもらってそのおばあちゃんも亡くなったから、俺の故郷は横浜だと本に書いてあったので、楽しい話題にはならなそう。
高校卒業して夜汽車で東京に向かって、横浜で降りたとあった。東京は遠かったと。それはぼくも何十往復もしたのでわかる。既に寝台特急以外の夜行列車は臨時列車だけだったが、京都まで夜行列車に乗ったことがある。京都でも一晩かかる。
特にファンというほどではないけれど、いい曲はたくさんあるし、なんかかっこいいのは事実。
おっさんになってもかっこよくいなければ。