夜中から明け方に雷が鳴り、土砂降りで起こされる。
山形駅に向かう道は濡れていて雨はやんでいる。
山形駅はすべて新幹線と同じ線路の幅の標準軌。
在来線も標準軌で製造された車輌が走る。
郡山まで回送できないため(線路の幅が違うから)山形新幹線車両センターに所属する。米沢からは新庄まではこの車両なのでロングシート。
山形→新庄(山形新幹線つばさ自由席)
東京から来る列車なので、当然ギリギリにならないと来ない。
在来線と新幹線が並ぶここと秋田地区でしか見られない光景
新庄では陸羽東線に乗り換えるが、乗り換え時間は5分なのでソワソワ。
駅に着くと、大雨で遅延らしい。アナウンスは大幅な遅延というだけで、具体的な数字を言わない。かけよって聞くと、2時間53分遅れで運転しているらしい。朝7時頃着く予定の列車が途中、大雨で抑止になっていたらしい。
途中の鳴子温泉駅で降りて、共同浴場に行く予定。次の列車は鳴子温泉始発でおよそ90分ある。
ところが、遅れてきた列車は既に40分遅れているので回復してたとしても鳴子温泉の滞在時間が1時間を切りそう。
そして、天候も気なる。
新庄→古川(陸羽東線普通列車)
今では絶対見られない字幕もある
小牛田運輸区なので気仙沼線、石巻線などの字幕が入る。
誰に向けてなのか。
保線をする作業員に向けてのもの。これから線路工事をするのに、きちんと抑止をしたか(列車を止める手配をしたか)ということらしい。
回復運転(遅れを取り戻す)をしながら、具体的には乗り降りのない駅ではすぐに発車。少しは取り戻せたが40分くらいは遅れている。そして土砂降り。
共同浴場は駅から徒歩7分。7分あればすっかり靴も濡れそう。
大雨なので諦めた。若者バカ3人(男2・女1の不思議な構成)騒ぐ。頭悪い。
古川でスーパーに行く予定も、雨でこれも諦める。
同じ予備校で同級生(歳が同じだけ)の日本史の先生が古川出身だった。仙台の予備校に通って東京の大学に行った。この駅からどのくらい離れているのだろう。
古川→盛岡(東北新幹線やまびこ自由席)
やまびこでE5系が来るのはぜいたくな感じ、今やふつう
約1時間で盛岡へ。
盛岡には明日も来るが外に出てみよう。
震災復興支援のために無償譲渡された車輌。なんと元東京都交通局。1年間は都営バス塗装で走っていて、その後岩手県交通カラーに塗り直されたそうだ。
いすゞキュービックもいた!
池袋や板橋、赤羽あたりを走っていたのだろうか。
盛岡→新青森(東北新幹線はやぶさ自由席)
盛岡で秋田新幹線と東北新幹線が分割。盛岡からは空いている席に乗車できる。2人席があったと思ったら、指定席を持った人がやってきてしまった。
なんとか3列席が空いていたので座れたが、新函館北斗行きなので八戸から乗ってくる可能性もまだある。落ち着かない。八戸から乗ってこなかったので、新青森まで座ることができた。
新青森→青森(普通列車)
となりの津軽新城始発の青森行き。完全に新幹線新青森から青森への列車。一駅なので座らない人がいるが、全員座るくらいの混雑ぶり。
ホテルまでは徒歩7分。ホテルの窓からは海が見える。
秋田産甘鯛の刺身と、純米酒八甲田がおいしかった。
精米歩合が60%なので澄んだおいしさと米のしっかりした旨味を感じるお酒。東北のお酒という感じ。
2日目乗車距離と参考価格
464.9km
乗車券7,700円+特急料金5,760円=13,460円