送料無料と朝食無料を考える

送料無料の表示を禁止して、送料を含んでいるに変えようという議論が国会で起こっているが、見送るらしい。送料無料だと配達員の苦労がわからないからという理由らしいが、送料無料で配達員が無料で配達しているというバカがどれだけいるだろうか。少なくとも配達指定していて再配達になったときは有料でもいい気がする。
これと似たもので、ビジネスホテルの朝食無料というものがある。誰でも無料で食べられるのではなく、宿泊者は無料であるという限定的なものだ。ホテルによっては宿泊者は無料と限定している。無料朝食のさきがけである東横インの表記を見てみると、


1日の始まりは「朝食」から。東横INNでは、ご宿泊いただいたお客様に
「心も体も元気いっぱいになってホテルを出発していただきたい」という思いから、
各ホテルで工夫したオリジナルの健康朝食を無料で提供しています。

(東横イン公式サイトより)

ご宿泊いただいたお客様にとあることで、限定はしている。気になる表記もあった。

※東横INNフランクフルトのみ有料となり宿泊代に含まれます。

なにか法律的なことなのだろう。韓国は使い捨てひげ剃りや歯ブラシを無料で置いてはいけないことになっていて、フロントで買うようになっている。

東横イン公式サイトより

新型コロナ感染症拡大防止策で、パックが置かれて客室で食べられるようになっていた。今後どうなるか気になっていたら、こんな表記があった。

ゆっくり客室で召し上がりたいという方には、お部屋にお持ちいただき、召し上がっていただくこともできます。

満室近い状態で朝7時と8時くらいのピーク時には席がなくなることがあり、会議室を開放していたりしたが、パックを提供すれば客室で食べてもらうという対応ができることになる。
パックを2つ、コーヒー、スープ、味噌汁、持ちきれないほどになってしまう。

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