唎酒師(ききさけし)の受験資格認定講習会に行ってきた。
朝9時から18時30分という長丁場。
予備校生時代も9時から18時30分という日があったっけ。
予備校講師時代も、9時から18時30分まで授業をしたこともあったな。
この唎酒師の資格は主に、日本酒を効果的に消費者に提供しようというもの。
この食事にはこんな日本酒が合うとか、ワインのソムリエと同じ位置づけ。
ワインのソムリエは単なるワインを知っているのではなく、サービスを提供するのが本来の仕事。
だから、ソムリエはサービスの教育もきちんと受けているはずで、ワインの知識をひけらかすソムリエがいれば、それは最低のレベル。
温度の高いところで放置したもの、紫外線(日光)の影響で劣化したものなどの香りや味を覚えるのも重要。
一日の講習と、一ヶ月後(自由に設定)の試験を受けて合格して、さらに登録すれば認定される。
一年分の会費を入れて、ここまでほぼ10万円。
決して安くないので、趣味で取る人はあまりいない。
もちろん、ぼくも趣味ではなく全国の酒蔵を巡るツアーをやりたいから。
これで単なるお酒好きではなくなる。