歌いながら

いつものように横浜駅まで歩いてみた。
帰りも歩いたので、8キロくらい歩いたことになる。
途中にはサカタのタネでおなじみのサカタ種苗の直売所がある。
巨大なスペースに苗木やガーデニングのためのものをところ狭しと販売している。
青春時代の曲(いまも青春時代ですとも)を携帯電話に入れて声を出さないように歌いながら歩いた。
いろんな曲にいろんな時代があって、思い出がある。
当時、好きな女の子に自分の気持ちと同じ曲を送ろうといろいろ探した。
ほとんどが別れる寂しい、という歌なんだ。
女杉山清貴こと杏里などを聴きながら、併走する東海道線の電車を見ながら歩いた。
杉山清貴は横浜市磯子区出身で、杏里は大和市出身。
現代の杏里はCrystalKayだろう、きっと。韓国系というのも同じだ。
杉山清貴の歌の世界はあこがれていたな。
いかにもリゾート地の恋という感じの歌。
リゾートの恋というのはアバンチュールなので、ゆきずりの恋が基本なのだろう。
リゾート地にひとりで行くのか?
旅行に行くのに何も買えなかったときのためにお弁当を持ってゆくか、当地の名物にありつくか。
今までの経験上では、女ひとりでリゾート地は御蔵島で出逢ったことがあったな。
プールサイドもないし、シャンパングラスも片手にないし。
イルカと泳ぐのを目的に来ている若者だから。
どうしてもリゾートの恋を体験したかったら、男二人で出かけることだ。
そうすれば女性二人に声をかけることができる。
そのときに、よくある光景のかわいい女の子とかわいくない女の子の二人に声をかけるとき。
かわいくない方のノリが悪いんだよ。
4人で一緒にどう?なんて言っても「ブス子がふたりがいいって言うから…。」という展開。
夏までに彼女をつくってリゾートに出かけるか、アバンチュールを夢見て男二人で出かけるか。
お弁当持ってこなければよかった、と思ったことが…。

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