中央区の平成19年度予算案概要を見てみた。
躍動とうるおいの定住都心中央区を躍進させる予算。
生涯躍動へ 都心再生−個性がいきる ひととまち
抽象的なことはいい。
タバコのポイ捨てについて見てみよう。
「地域とともにつくるポイ捨てのない美しいまちづくり」
充実 歩きたばこ・ポイ捨て防止施策の推進3272万7千円
1) 街頭パトロールの強化 8名→10名
2) 区民・事業者等との共同キャンペーンの実施
3) 路面シート, 立て看板の更新等
まちのクリーン作戦の展開762万7千円
1) クリーンデーの実施 1回/年
2) まちかどクリーンデーの実施 1回/月
3) 清掃実施団体に対する助成
4) 地域美化活動の推進
街頭パトロール10名?
昼間の人口65万人の中央区に10名?
3000万円だよ。サラリーマンが一生かけて家を買ったり,貯金する額だよ。
ただ,タバコのポイ捨てのないまちづくりのためにこんなに多くの税金が遣われている。
ひとりひとりの人が,タバコのポイ捨てをやめたら年間3000万円遣わないですむんだよ。
そのお金でどれだけのことができるだろう。
みんなでまちをきれいにしましょうよ,まちかどクリーンデーの実施に762万円?
もしも誰もゴミを捨てる人がいなくなったら掃除のおばちゃんの需要がなくなって失業するかもしれない。
でもおばちゃんは掃除が好きでしてるのかな。
ぼくも橋の上で同じ銘柄のコーヒーの空き缶を毎日拾うと同じやつが捨てているのかと憤りを感じる。
ぼくのことではなくて,誰かが掃除をしている,と考えたことはないのだろうか。
もっと広くをたくさん掃除してるボランティアの人がたくさんいる。
世の中変えていかなければいけないことがたくさんある。
その多くが,人々の意識を変えなければいけないこと。
ひとりひとりは優しい気持ちをもってるはずなのに,どうしてこうなってしまうのだろう。
昨日の中央大橋
下り
吸い殻10本
コーヒー空き缶 1本
上り
吸い殻12本
タオル1枚