ぼくのおじいさんは元国鉄の車掌です。
特急はとなどに乗務していたらしい。
元々は食堂車のボーイだったそうですが、ぼくの父が生まれたの機会に試験を受けて車掌になったそうです。
残念ながらぼくが小学2年の時に亡くなったのとあまり会うことがなかったせいかそんな話を聞くことは全くありませんでした。
お酒が好きで、車掌だった祖父だなんて今生きていたらどんなに楽しいか。
どんなに楽しい話が聞けたか、とても残念。
そんなおじいさんのおかげで未亡人の祖母は国鉄の恩給で生涯をまっとうできた。
祖母は祖父が亡くなってから、25年以上毎月10万円近く年金がもらえた。
祖父は専務車掌だったので、列車を降りると「専務さん」と呼ばれていた。
他人が聞いたら、どこかの会社の専務みたい。
退職後少しの期間、税理士事務所でアルバイトをしていたそうだ。
税理士先生はわかかったので、お客さんはみんな祖父を先生だと思い、よく間違われたらしい。
ちなみに、ぼくの鉄道好きは祖父とはまったく関係ありません。