鬼怒川の堤防が決壊

数十年に一度の規模の災害、今回の台風と大雨による災害で出された特別警報。
昨年末の北海道に行ったときも、数十年に一度の大雪で、旅程の半分もこなせなかった。
地球規模でも未曾有の災害が起きている。
東日本大震災から、想定外などという言葉は遣わなくなった。
鬼怒川はもともと、毛の川、穏やかな流れを表す絹川と呼ばれていた。
いつしか氾濫するようになり、鬼が怒る鬼怒川になった。
今回堤防が決壊した場所の少し南が決壊するという想定で、被害の算出はされたいた。
ところが、全国的にこのような危険な箇所があり、すべて同時に工事をすることはできない。
いずれ堤防は補修される予定だったが、間に合わなかった。
日本はどこの川原も堤防があり、ずいぶん下の方を川が流れている気がする。
この鬼怒川も通常時はずいぶん下を流れているのだろう。
近所の多摩川も、川原の方が広く、水など少ししか流れていない。
かなり下流の方であるから、上流で大雨が増えればこの川幅も水で満たされるのだろう。
津波も川も水、生き物の命をささえる水、優しく恐ろしい。

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