ラジオの交通情報でよく聞く、大師橋。神奈川県と東京都を結ぶ重要な橋で、平成18年に掛け替えが終わった。
テトラポットの置き場かと思ったら、護岸工事のために置いてあるらしい。護岸に置いて補強するのだろうか。
河原の掘っ立て小屋に住む人が、4リットルのペットボトルで公園の水を入れて運んでいた。大田区に水道代を負担してもらっていることになる。
GoogleMapに載っていた大師の渡しの碑、行ってみると小さいものだった。
羽田側から川崎大師への参拝客を乗せていた大師の渡し、明治時代にはじまって、昭和14年まで続いた。昭和14といえばずいぶん昔の話だ。
橋を渡るだけで5分以上かかるが、橋を渡って10分弱くらいで京急大師線の東門前駅。
となりの駅は大師橋駅に改称が決まっている産業道路駅。鈴木町は味の素工場、その他にも工場が多いので、東門前駅もどこか大きな工場の「ひがしもんまえ」だと勝手に思っていた。川崎大師の門前町、ひがしもんぜんだったことを知ったのはたしか10年くらい前。
京急では唯一、本線に直通電車がない完全な枝線。京急川崎を出ると、美空ひばりゆかりの港町、味の素工場がある鈴木町(創業者は鈴木さん)、川崎大師、東門前、産業道路、終点小島新田と続く。ラッシュ時は5分間隔、日中でも10分間隔でやってくる。
ロングレールではないので、ガタンゴトン、ガタンゴトンんというレールのつなぎ目を聞くことができてローカル線に乗っているような気分になる。
京急川崎からも普通電車に乗ることになるので、近くても時間をかけて帰ることになる。