ホテルのすぐ近くにある船客ターミナルに行ってみよう。
この旅の目的のひとつ、2019年に延伸した駅まで行かないといけない。
朝早く那覇を出て、本島北部の本部に寄港し与論島、沖永良部島、徳之島、奄美大島にその日のうちに到着して、翌朝鹿児島港に入港する。鹿児島~那覇は2等で15000円くらい。一等は2倍、特等は3倍くらい。寝台料金2000円で二段ベッドの部屋になる。
こんなすごいきっぷもある
一度に乗り続けなくても、飛行機代はかかるが2回でかけてもいい。往復ちょっとなのでまあまあな設定。
ただ、フェリーが8000トンとあまり大きくないので、揺れたら地獄。船内設備も離島航路の生活路線という感じで、豪華さはない。
生のサツマイモを持って帰ることもなさそうだけれど、気になったのはウンチェーバー、これは空芯菜のことだった。昭和20年頃、中国から沖縄に渡ってきたそうだ。
深夜便があるわけでもないが、港湾作業の都合で24時間開いているのだろうか。
絶滅危惧種のようなバスを発見
いすゞキュービックという車種で、元京急バス1995年製。宮崎交通でまだ残っていた。かなりの数があったので、まだ残っていそう。
モノレール首里駅から首里城を目指す
徒歩15分くらいかかる。本来帰る道から入ったので反対周りになってしまった。
国王が外出するときに参拝した礼拝所。門は実際のものではなく神への礼拝の門を表す。昭和8年に国宝に指定されたが第二次世界大戦で一部壊され、昭和32年に復元。
本殿が見えてきた
ここから有料エリア
まったく興味がもてないので、今まで入場したことがなく、これからもたぶんない。
駅に戻る
高台なので景色がいい
おもしろいバスが走ってる
沖縄は中古バス天国なので、出どころを調べる。なんと、
東急コーチという、バス停のスイッチで呼ぶと遠回りして来てくれるデマンドバスというもので、自由が丘線を走っていた車輌のよう。バスを見たり乗ったりするだけで来てもいいくらいおもしろい。
首里駅に戻り、終点てだこ浦西駅を目指す
運転席は一般的には左寄りだが、右の出口が多いからなのか右側にある。ドアを開けるのは運転台のボタンだが、閉めるときは立ち上がって窓から顔を出して車掌スイッチで閉める。いちいち立ったり座ったり面倒そう。東京メトロなどは立たないのだから、立たなくても安全面で問題はなさそうなのに。
てだこ浦西駅に到着
てだこ+浦西なのか、てだこ浦の西なのか。
てだこ、方言で太陽の子でもあり、浦添市で生まれたとされる琉球国王の神号が英祖日子(えそのてだこ)に由来する。
公募で浦西駅と、てだこ浦西駅の2つが残り決めたらしいが、個人的には、てだこはいらない気がする。たとえば近くに、てだこ公園があれば、てだこ公園駅ならはいいが、浦西という地名と組みわせるセンスがわからない。
ホームに戻り、おもろまちで降りておみやげの買い物でもしよう。
運行表が見えたの拡大
出勤11:27
退勤21:17
長時間勤務だなあ。
何往復するか見てみると、11:55に発車して一往復して13:18に交替して20分くらい休憩している。また13:45に発車して15:15に戻って交替している。3時間半くらいで2往復しているから、ちょうどあと2往復くらいだろうか。合計4往復。19駅で立ったり座ったりするから、
19駅×立って座って2回ずつ×4往復=152回
採用情報を見ると、月給17万円。一般的な鉄道運転士よりかなり低い(大手私鉄の運転士はだいたい年収450万円~600万円くらいもらっている)
採用情報
もちろん一番前に座る
恩納村のアーサー(青のり類)お菓子をいくつか購入して母へのおみやげにする。泡盛を14500円とおみやげにサンエーを使ったので、カード会員になることにした。
アプリも入れた。ポイントは80円分だけだが、有効に使ってきた。残りの数ポイントは1年間有効。1年あればまた沖縄に行くし、行けばサンエーかイオンは必ず使うし。
今回初めて、やんばるまで足を伸ばして少しだけやんばるの自然に触れることができた。ヤンバルクイナも見られたし、また地方の博物館にも行かれ、沖縄らしい食べ物も食べられた。横浜でまた鶴見に行って沖縄を感じよう。