小さい秋みつけた、唄ってみて。
小さい秋 小さい秋 小さい秋み~つけた~♪
正解は、だーれかさんが だーれかさんが…です。
サトウハチロー作詞のこの唄、マイナー調でちょっと暗いメロディー。
いかにもこれから冷たい冬がくるという感じ。
ぬかくし鬼さん、という歌詞も最近まで目隠し鬼さんだと思っていたし。
童謡は北原白秋らが文部省唱歌を批判してつくったものらしい。
元は外国の唄のドレミの歌が入っていたり、ちょっと変。
蛍の光も元々はスコットランドの民謡なのでおかしくないといえばおかしくないが。
ドレミの歌はペギー葉山作詞の歌詞がかなりおかしいのだ。
さあ、思い出してみよう。ミはみんなのミ…はじめの思いつきはすべて食べ物で、みかん、ファはファンタだったらしい。
ジャズ歌手だったペギー葉山、南国土佐を後にして、ドレミの歌がヒットして陽の目を浴びた。
自分がやりたいこと、やっていることと違うことで評価されることはたくさんある。
何かを一生懸命続けていれば、どこかで役に立つのだろう。
予備校講師の時に、人気講師が言っていた。「努力は必ず報われる!」
必ず報われるなら、不合格になどならない。
ただ、そのときの努力は力になっていつかは役に立つ。
大学受験生時代、たしかに人生の中で与えられたチャンスをものにできれば一生が大きく変わる数少ないチャンスであることは間違いない。
医学部に入れればよほどのことがない限り医師になれる、それなりに身分や収入も約束される。
これさえやれば必ず成功する、そんなチャンスは人生で何度もない。
その無限の可能性が残念ながら若さなのだろう。