県央のお店にいつもの覆面調査にでかけた。
ワインが似合うようなちょっとおしゃれに意識したお店で、若い人がたくさんいる(もちろん溶け込んでいる)
若いにーちゃんが、チーズの中で混ぜるのがウリのシーザーサラダを持ってきた。
「今日はなにか特別な日でしょうか」
「あなたたちを評価しに来ました」とは言えないので、もごもご口ごもると、
「記念にいらっしゃる方が多いんですよ」
40過ぎて客単価3000円くらいのお店に記念には来ないよ、悪いけど(心の声)
「ぼく、いくつに見えます?」
いくつでもどうでもいい。まったく興味がない。
居酒屋なんだから、20代前半というと、してやったり顔で、
「みなさんおうおっしゃるんですよ、19歳なんです」
つまらないおしゃべりが続く…
もういいよ、さっさと作ってひっこんでよ。
お店のスタッフは感じが良いのだけれど、方向性が間違っているような気がする。
注文を大きな声でかけ声のように言うと、他のスタッフも大きな声で返すのもうるさい。
一生懸命はわかるけど、サービスはお客さんが求めていることを提供しなければ意味がない。
覆面調査の項目にもある、スタッフからの親しみあるコミュニケーションがあったかどうか。
あったけど、なくてもよかったコミュニケーションだった。