フランクフルトのホテルの朝食
ドイツやオーストリア、スイスの朝食には必ずたくさんのチーズがあった。
どれを食べてもおいしく、ビックリしたのはその価格。
手のひらにのるくらいのチーズが、もちろんナチュラルチーズが100円ちょっと。
日本で同じようなものを見たら、900円もするではないか。
どうしてこんなに日本はチーズが高いのか。
チーズには、日本の製品を守るために29.8%もの関税がかけられている。
厄介なことに、船や飛行機でやってきた高い運送費にも税金がかけられている。
日本の90%は輸入チーズである現状で、こんな手厚い保護が必要なのだろうか。
安く買える日本のプロセスチーズのおかげで、チーズが嫌いな人を生み出している気もする。
TPPに参加すれば関税を下げることが余儀なくされて、ヨーロッパのチーズが少しは安く買えるようになる。
国内の業者はそれに負けないような商品を作ればいい。
市場が拡大すれば国内業者にもチャンスが増えるはず。
安いから国内産を買うのではなく、おいしいものを適正価格で購入したい。