ホヤのお刺身サラダなるものがあったので、これは食べなくては。
サラダといっても、おまけのようなもの。
ホヤはもともとはこのように海の岩にくっついている。
脊索動物門尾索動物亜門ホヤ綱(マホヤ目マホヤ)などと続く。
意外なのは、脊椎動物であること!つまり、背骨(厳密には脊索)がある。
ホヤ貝、などといわれるが貝は無脊椎動物なので一緒にされたくないだろう。
幼生時代はオタマジャクシのように遊泳して、岩についてこのような形になり、どこが頭だかわからなくなる。
養殖もされていて、最盛期は100円強で買えるくらい手軽なものになる。
さばくのもさほど難しくなく、適当に二つ割にして出てきた水をとっておき、中身のオレンジの部分だけとればいい。
肝心なのは鮮度で、鮮度が落ちると苦くてまったくおいしくない。これが宮城県の人がみんなホヤが好きで(ちょっと大げさ)、首都圏の人は苦手な人が多い証拠。
天ぷらやその他の料理にもできて、新鮮なものが手に入ればもっと食べたい。
貝とも少し違うけれど、貝が好きなら挑戦してみよう。