鶴見区東寺尾付近に源流があり、鶴見区から神奈川区を経て大口から最終的に海に流れる。全長1500メートルくらいの短い川。
うちの近所は汽水(海水が混ざる)でボラが泳いでいて、汚いときは汚くてにおう。上流(といっても2キロ弱先)に行くと緑道が整備されていて、散歩をするのに気持ちがいい。
土日に始めて歩いたら、親子連れがザリガニ釣りをしていた。鯉は放しているものの、くちぼそなどの小魚もたくさん泳いでいて、人工的なものの生態系が出来ている。
よく、どうしてこんなところに鯉が?と思うところに放されているが、あれはもし何か有毒なものが流されたときにわかるように放流してあると聞いたことがある。この入江川も一カ所だけ鯉が数匹放されている。
この入江川、昭和の時代は生活排水が混ざりかなり汚い状態だったそうで、平成に入り下水処理した水を一定量流すことで自浄効果を推進させて水をきれいにした。水質の浄化の成功例として国にも認定されている。
これからの季節、憩いの場としていいところを見つけた。
見えない看板
鶴見区から神奈川区をのぞむ