バス停は博多ふ頭
壱岐・対馬へのフェリー(ジェットフォイルも同じ)のりばはバス停でいうと、博多ふ頭になる。博多駅からも行かれるが、ホテルからだと渡辺通一丁目というバス停が近そう。調べると、何もつかない渡辺通一丁目、渡辺通一丁目サンセルコ前、同FM福岡前、同電気ビル共創館前がある。地図上ではFM福岡前が近いが、反対方向のバスしか停まらない。結局、渡辺通一丁目電気ビル共創館前バス停で待つ。
面白いようにバスがじゃんじゃんやってくるが、目的のバスは遅れているようで、10分以上待つことになった。
ジェットフォイルはとなりの複合施設から発着する。
定刻では16分で到着するが、渋滞で20分以上かかった。少し急いでフェリーターミナルへ。60分前に来るように指示があるが、30分前でも良さそう(繁忙期を除く)
乗船するときに右側、上陸のときに左側が回収される。
全国旅行支援では原券などを保存する必要があるので、事務員に相談すると乗船証明書を発行してくれた。
ほぼ同じフェリーきずなと、フェリーちくしが博多発の夜行便と昼行便2便が運航されている。博多から対馬比田勝港へは一隻のフェリーで往復している。
釜山に行くニューかめりあ、JR九州の釜山行ジェット船が停泊。釜山航路は11月に再開された。
船は1809トンとあまり大きくないので想像通り、多少揺れる。船首に頭を向けてひたすら寝る。こんなときは密閉式のヘッドフォンで落語やラジオの録音を聴く。
毛布は50円でレンタルだが、このときは短いので借りなかった。
2等には椅子席もあり、この他定員が少なめの2等船室、1等船室があるが雑魚寝に変わりはない。
小さめの船でありながら、18000トンの新日本海フェリーと同じ700名近い定員。繁忙期は横になるスペースもなくなるらしい。
昔の東海汽船の1等と同じ。夜行便もあるので繁忙期の夜行便や家族連れなどにいい。
1等利用者はサロン(船会社が説明)が使える。
定刻に出港、2時間20分で定刻に到着。
レンタカーの営業所の方が既に待っていて、その場で車を借りて出発できる。
牧崎園地、鬼の足跡
各観光スポットに案内板があり、アナウンスが流れる
鬼が蹴った跡
結構な高さがあり、がけになっているので覗き込むと怖い。
カエル石(らしい)
ゴリラ岩(らしい)
どちらもちょっとインパクトが弱い。
ひらけているので気持ちがいい。
黒崎砲台跡と猿岩
戦艦大和に搭載された主砲とほぼ同じ大きさの砲弾を撃つことができたが、使われることなく敗戦になった。
地震で崩れたらしく、立入禁止になっている。電気もつかないのでよく見えない。
この地震、マグニチュード7.0、最大震度6弱と大きな地震で、震源地に近い玄界島では住宅の半数が全壊・半壊したほどひどい被害だった。福岡市内でも被害が出で、福岡市近郊では有史以来のいちばん大きな地震になった。
前回行きそびれた砲台跡を上から見るために階段をのぼる。
この下に至る道が通行止めになっていたのか。
使われなかったことは良かったとしても、無駄だったな。こんなものを作っても戦況に違いはなかろうに。
壱岐のいちおし観光スポット猿岩
反対から見た猿岩
反対から見るともはや猿には見えない
大型バスがやってきた。
まっさきに売店へ(バックがあるか案内をする)
反対側の左京鼻から、はらほげ地蔵へ
腹に穴が空いているから、はらほげ神社。
満ち潮になると沈んでしまう。
左京鼻
1キロにわたり岸壁が続く。かといってそれほどのところでもない印象。
白く雪景色のようにみえるのは海鳥の糞らしい。
小島神社下見
干潮のときにしか参拝できない神社。あえて満潮のときにも見てみよう。
大正時代から続く旅館
部屋の名前が壱岐焼酎
源泉かけ流しの温泉
夜はぬるく、朝は熱くて入れなかったのが少し残念。
年配になってトイレが共用というのはやはりきびしい。
トイレは男女共用で浄化槽式なので温水洗浄便座であるが、コックをひねるとパカッと穴が空いて水をちょろちょろと流すシステム。
久しぶりに木綿の布団で休む。
静かな宿で、あまり寝ていないのでぐっすり休んだ。